庭に家庭菜園を作りたい!
と、思い、数年間いろいろと試してみましたが庭の土は水はけの悪い粘土質。
たくさんの土や土壌改良剤、肥料を入れてもなかなか思うようにはいきません。
そこで、今年はプランタを利用した家庭菜園にもチャレンジしようと思いました。
手間暇かけるなら無農薬で花やハーブなども利用して見た目もオシャレに楽しみたい。
そんな野望へのヒントをこの本が与えてくれました。
野菜のプランター栽培をしたい人におすすめの本
自然の力を借りるから失敗しない「ベランダ寄せ植え菜園」
この本を読んで特に参考になったのは、土作り。
ココヤシ100%の土に土壌改良剤と元肥をプラスして使っているようなのですが、なんと土は毎年入れ替えず同じ土を使って連作しているとのこと。
プランター栽培は手軽にはじめられますが収穫後、土を再利用しようと思うと天日干ししたり、ふるいにかけたり、なにかと面倒です。
何度でも同じ土が使えるなんて理想的。
本書には、基本の土づくりの方法や、野菜くずなど生ゴミを食べたミミズの糞を堆肥化する「ミミズコンポスト」の作り方なども丁寧に紹介されています。
その他、無農薬栽培の力になってくれるコンパニオンプランツの組み合わせ例も参考になりました。
そして、なにより写真がキレイでイラストも可愛い!
「なるべく自然の力を借りる」と、いうスタンスの栽培方法なのでプランターを使って、毎年土を入れ替えず無農薬で野菜を育てたい人は一読する価値のある本だと思います。