ニラは多年草なので一度植えると植えっぱなしでも数年間収穫が可能な野菜です。
温度の変化にも強く枯れにくいので一般的に育てやすいといわれています。
これから家庭菜園でニラを種から育ててみたい人の参考になればと思い、種まきから収穫までの3年間の栽培記録・収穫したニラの美味しい食べ方などをまとめてみました。
ニラの栽培にご興味のある方は、つづきをご覧ください。
植えっぱなし野菜「ニラ」種まきから収穫まで3年間の栽培記録
ニラの種蒔き~ 4か月後の様子
2020年4月に「大葉にら」の種をプランターに蒔きました。
写真は、約4か月後の8月上旬の様子です。
1年目に生えてきたニラは写真のように細くてヒョロヒョロでした。
いつもスーパーなどで買っているニラの姿とはほど遠く。。。
失敗したかと思いましたが、私のニラ栽培主なの目的は、「コンパニオンプランツ」として使うこと。
根さえ丈夫に育っていれば問題ないと思いそのまま栽培を継続することにしました。
*ニラの根には微生物が共生して土の中の病原菌を抑える働きがあります。
プランターのニラを掘り起こしてみると、根はしっかり成長していました。
掘り起こしたニラを株分けし、菜園スペースに移植。
1年目のニラはヒョロヒョロで食べる気にはなれなかったので収穫せずにそのまま放置しました。
その後、冬になると地上部は枯れました。
植えっぱなしのニラ栽培 2年目の春
2021年3月の様子です。
昨年に比べて、ニラの幅が太くなりました。
売っているニラに近づいてきたような気がします。
株元から2㎝位を残し切り取って収穫しました。
収穫してから4日後です。
数日間で、こんなに伸びています。
植物の生命力ってすごいですね~。
切り株から生き生きとした若い葉がぐんぐん伸びてきました。
葉が20㎝位になったら刈り取る。
そしてまた伸びてきたら刈り取る、と何度か収穫できました。
植えっぱなしのニラ栽培 3年目の春
写真は2022年4月6日の様子です。
昨年は何度か雪が降り、見た目には跡形も無くなっていましたが見事に復活。
株分けし、色々な隙間に植えてあるニラほとんどが元気に育っています。
さっそく収穫して食べてみましたが柔らかくて美味しかったです。
ニラを種から栽培して3年目の春。
今年のニラが一番よく育っています。
ニラを使った簡単作り置きレシピ「ニラの万能ソース」
緑黄色野菜のなかでも抗酸化物質(ビタミンA・C・E)が豊富に含まれているニラ。
食物繊維もたっぷりなので暑い季節、夏バテ対策としても食べたい野菜です。
収穫した「にら」を使って作り置き可能な万能ソースを作ってみました。
【材料】
・にら 100g
・しょうゆ 大さじ4
・ごま油 小さじ4
・酢 小さじ4
・しょうが(みじん切り)2かけ
・ラー油 少々
【作り方】
1.にらを5ミリ幅に切る
2.にら、全ての材料を混ぜたら出来上がり
*冷蔵粉で7~10日保存可能
豚しゃぶにかけたり、冷ややっこにかけたり。。。
ドレッシングの代わりにトマトなどの野菜にかけたり、そうめんにのせたり。。。
色々と使えます。
かけるだけ、和えるだけであっという間に一品になるので便利に使えます。
冷しゃぶにかけてみました。
ニラの香りが苦手でない方は、美味しく食べられると思います。
まとめ
ニラを種から育てて、まともに収穫出来るまでに1年かかりました。
しかし、ニラは一度植えてしまえば数年間に渡り、何度も収穫できる嬉しい野菜です。
収穫して食べられるだけでなく、夏野菜のコンパニオンプランツにもなります。
病害虫にも強く手間もかからないので家庭菜園をしている方にはおすすめの野菜です。
★この本を読んでニラを育ててみたくなりました。