桜も咲きはじめ、いよいよ春本番ですね。
わが家の庭でも、冬の静けさが嘘のように鳥たちのさえずりが賑やかになってきました。
庭の木に設置してある巣箱には、今年も待ちに待ったお客様が姿を見せてくれました。
シジュウカラです。
白と黒のコントラストが綺麗な小さな体が、巣箱を忙しく出入りする愛らしい姿。
「今年も来てくれてありがとう~」
と、その姿を眺めるのが、私の春の楽しみになっていました。
ところが、そんな微笑ましい光景を楽しんでいたのも束の間。
ある時から、庭の空気に少し「異変」を感じるようになったのです。
消えたさえずりと、見慣れない影

変化に気づいたのは、耳に届く「声」でした。
「ツツピー、ツツピー」というシジュウカラの涼やかな鳴き声の代わりに、
「チュンチュン、チュンチュン」という、どこか聞き覚えのある元気な声が響き渡るようになったのです。
「あれ? もしかして……」
予感は的中しました。
巣箱の周りを飛び交っているのは、シジュウカラではなく、丸々とした茶色い影。
そう、スズメです。
どうやら、シジュウカラに代わってスズメがこの巣箱をすっかり気に入ってしまった様子。
わが家の巣箱は、いつの間にかスズメに乗っ取られてしまったようです。
春の訪れと、予期せぬ「お引越し」
スズメも身近で可愛くて大好きな鳥のひとつ。
でも、繊細なシジュウカラの姿に春の訪れを感じていた身としては、正直なところ「ちょっと残念……」というのが本音でした(笑)。
「シジュウカラ、どこへ行ってしまった~」
と、少しだけ寂しい気持ちにもなりましたが、これも自然の営みのひとつ。
今年はスズメたちの巣作りを見守りたいと思います。
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