本屋さんで、このキレイな表紙に一目ぼれ。
思わず衝動買いしてしまいました。
この本は、鮮やかな青色のスーツケースで繋がっていく連作短編集です。
少しだけ読むつもりで読み始めましたが面白く続きが気になり、
あっという間に読み切ってしまいました。
読み終わった後は、とても心地よい感じです。
はじめに登場するのは30歳を目前にした真美。
フリーマーケットで青いスーツケースに一目ぼれし、
憧れのニューヨークへの一人旅を決意。
その後、そのスーツケースは友人たちに手渡され世界中を巡るうちに
”幸運のスーツケース”と呼ばれるようになり。。。
人生の新たな一歩にエールを贈る小説集。
それぞれが、いろいろな悩みを抱えている登場人物。
みんな幸せそうに見えても誰にも言えない悩みってありますよね。
そんな登場人物の悩みにも共感しまくりでした。(笑)
ちょっと気持ちを切り替えて前を向こうと思える内容で、
読み終わった後は元気になれる本です。
私もどこか旅に出たいなぁ~。
スーツケースも、新しく買っちゃおうかなぁと考え中です。